活動報告
2020.10.23
第4限目:動画撮影に挑戦!
前回の講座で、自分たちで企業を取材し、企画した絵コンテ(台本)を発表した中学生の皆さん。動画制作のプロである講師の岩田拓朗さんのアドバイスを受けながら完成した絵コンテ(台本)を手に、10月22日(木)・23日(金)には、地元企業のアピール動画を完成させるべく撮影に挑みました。
ロケハン時同様、三河の山里サポートデスクも株式会社あみや商事と豊橋信用金庫新城支店の撮影チームに同行。撮影現場に潜入してみると…
両チームの中学生ともに最初は緊張した面持ちで、企業担当者さまと撮影場所やシーン内容の打ち合わせをしていましたが、いざ撮影に入ると、みんないきいきと楽しそう。ディレクター係が台本に沿って指示を出し、「3、2、1…」と撮影スタートの合図が出ると、カメラマン係がビデオカメラをまわしていきます。本格的に小道具や衣装を用意しているチームもあり、カメラの前の出演者たちはそれぞれの役になりきって、臆することなくセリフを言って演技。途中、セリフを言い間違えたり、忘れてしまったり、カメラフレームから外れて映らなくなってしまったりと、微笑ましいNGシーンも何度かありましたが、ワンシーンを撮り終えるごとに、みんなで録画をチェックし、「もうちょっとこうした方がいいよね」と、納得いくまで撮り直す姿に感心しました。
企業側の皆さんも全面的に協力してくださり、営業中にもかかわらず、中学生が企画した台本に合わせて場所や商品、機器などを提供していただきました。また、出演も快諾し、中学生たちの要望に沿ったセリフを考えて演技してくれたりと撮影は終始和やかにスムーズに進みました。よりよい作品を目指し、中学生たちがどのように撮影したら良いかを悩んでいると、企業の担当さんがさりげなくアドバイスする姿も。
そんな中学生たちと企業の皆さんの熱量が合わさって、素晴らしい画像が撮れたことは言うまでもありません。
撮影終了後、「最初は緊張したけど、すごく楽しかった!」と、中学生たちは満面の笑みで元気に帰って行きました。
本来なら自分たちが撮った動画は自分たちで編集して作品に仕上げたいところですが、今回はプロにお任せ。(株)ジフロの岩田拓朗さんに編集をお願いしました。各チームが撮った動画を見た岩田さんからは、「想像以上に、よく演技できているし、ちゃんと撮れている!」という嬉しいお言葉をもらいました。
さぁ次回は完成したPR動画をYouTubeに投稿する作業をします。
いよいよ、新城市内中学校2年生の手で、新城の企業情報が初世界配信へ!!