活動報告

2021.10.12

第3限目: 制作した絵コンテの発表!

三河の山里サポートデスクと地域の将来を担う中高生の皆さんが一緒になって、その地域の課題を考察し、魅力ある情報発信を通じて、持続可能な地域づくりのための活動に取り組む『Wakamono Lab(三河山間地域情報発信研究所)』。
現在、一般社団法人新城青年会議所との協働のもと、愛知県新城市立鳳来中学校2年生の皆さんによる地元企業のアピール動画づくりのプロジェクトが進行中です。

10月12日(火)には、映像制作や映像広告を手掛ける株式会社ジフロの代表取締役で、動画クリエイターの育成やYouTubeにも詳しい岩田拓朗さんを講師に、鳳来中学校で第2回目の講座を実施しました。
今回は、8月と9月に企業訪問し、取材とロケハンした際の情報をもとにどんな映像を作るのかをチームごとに発表する時間。プレゼンテーションでは、ディレクター役の生徒がPRする企業の一番伝えたいことや、そのための映像を作る上での工夫などと共に、絵コンテを披露しました。

あらかじめ絵コンテを先行して見ていた講師の岩田さん。それぞれのチームの発表後には、岩田さんが疑問に思ったことを質問したり、こうすればもっと良くなるのでは?など、気づいたことをアドバイスしてくれたのですが、実は絵コンテだけを見た印象からは「意外とおとなしめな映像になりそうだな」と少し心配をしていたそう。しかし、プレゼンを聞いて、絵コンテでは表現しきれていないおもしろいアイディアが、生徒たちの頭の中では描かれていることがわかって安堵。と同時に、映像があがって来るのがより楽しみになったと感想を漏らしてくれました。

講座の後半では、出演者、カメラマン、ディレクター、絵コンテ制作者、それぞれの役割や心得を確認。特に映像を撮り損ねることだけは絶対に避けたいということで、カメラマン役に対して、岩田講師のビデオカメラ実践講座もおこないました。

今後は岩田講師からのアドバイスも加味しながら、絵コンテや台本をブラッシュアップさせ完成へ。そして、撮影へと挑みます。
撮影の模様もまたご報告できたらと思います。どうぞ、お楽しみに!