活動報告

2021.06.15

第1限目: 地元企業のアピール動画をつくろう

地域の将来を担う中高生の皆さんと一緒になって、その地域の課題を考察し、魅力ある情報発信を通じて、持続可能な地域づくりのための活動に取り組む『Wakamono Lab(三河山間地域情報発信研究所)』。
創設から早3年目となる『Wakamono Lab 2021』は、昨年に引き続き、一般社団法人新城青年会議所×三河の山里サポートデスクによるプロジェクト。昨年も各方面からご好評いただいたのですが、新城市内の中学生が地元企業を取材、撮影してアピール動画を作成し、YouTubeで公開するという活動に取り組みます。
目的は、新城市で活躍する地元企業のアピール動画をつくり、たくさんの人に見てもらうことで新城市の魅力を発信することと、地元中学生たちにも動画の作り方を学びながら地元企業の魅力を知ってもらい、郷土愛を育もうというものです。
ある企業では、YouTubeでその動画を見て採用を志願して来た若者もいたとか。Wakamono Labの狙い通りです。その昨年の力作揃いの動画はこちらから
→https://www.youtube.com/channel/UC9UrhVf86u7eyTtzjtDtN9w

さて、今年、アピール動画づくりに挑んでくれるのは、新城市立鳳来中学校2年生の皆さん。まずは動画やYouTubeについての基礎知識を皆さんに学んでもらおうということで、6月15日(火)に1回目の講座を実施しました。
講師は、映像制作や映像広告を手掛ける株式会社ジフロの代表取締役で、動画クリエイターの育成やYouTubeにも詳しい岩田拓朗さん。今後、岩田さんには、2回の講座をはじめ、中学生たちが撮影した動画の編集など、動画づくりのアドバイザーとして最後まで携わってもらうのですが、第1回目の講座では、人気ユーチューバーの動画を例に、YouTubeの機能や人をひきつける動画づくりのポイントなどをレクチャーいただきました。そして講座の後半では、8班に分かれて、グループワークへ。

最初に動画づくりで誰が何をするかの役割を決める話し合いをおこない、動画に出演する人、カメラマン、ディレクター、コンテ制作者などの役割分担を決めました。役割が決まったところで、「鳳来中学校のアピール動画を作るとしたら?」をテーマにグループで企画のアイディア出し。ブレーンストーミングでは生徒の皆さんから様々な我が校自慢や伝えたい事がポンポン飛び出している様子で、先生たちも含め大変盛り上がりました。
休憩時間中には「どうしたらユーチューバーになれますか?」と岩田講師に直接質問しに来る女子たちもいたりして、やはり中学生たちの動画配信への関心の高さをうかがわせました。

さあ、次回はいよいよ実作業へ。
8グループがそれぞれに地元の8つの企業のアピール動画を制作。
ご協力いただける8つの地元企業は近々発表予定です。
担当の企業が決定したら、企業のリサーチ→ロケハン(取材)→構成制作→絵コンテ制作→撮影→編集へと進めていき、12月中にはアピール動画を完成させ、YouTubeに投稿する予定です。その取り組みの様子はこのFBページでも紹介していきます。地元中学生による地元企業のアピール動画制作。今年はどんな傑作が誕生するか!?どうぞ、お楽しみに!!