活動報告

2020.12.15

第5限目:制作した動画をYouTubeにアップ

「地元企業のアピール動画をつくろう!」講座を12月15日(火)に新城市内の中学校にて開催しました。

これまでに中学生たちが8班に分かれ、企画し撮影した地元企業のPR動画は、無事、動画制作のプロであり今回の講師を務めた㈱ジフロの岩田拓朗さんによって編集され完成しました。

今回の授業の目的は、その完成した動画を生徒たちの手でYouTubeにアップすること。

この日は諸事情により講師である岩田さんはビデオ出演での講義となりましたが、あらかじめ岩田さんが準備したYouTubeへの投稿手順を説明する動画を見ながら、中学生が同じように作業すれば、なんなく自分たちが作った地元企業のPR動画をYouTubeに投稿、世界配信をすることができるという段取り。

講座の現場で投稿手順を説明する動画を中学生に案内するのは新城青年会議所メンバーで、今回のプロジェクトリーダーである㈱あみや商事専務取締役の原田直彦さんが務めました。

中学生たちは投稿手順の動画をお手本に、チームごとに自分たちが作った動画のタイトルをつけたり、動画内容の説明文を考えたりしながら、手元のパソコンを実際に操作して投稿するための設定作業をチームのみんなで力をあわせておこなっていきました。そして最後に、パソコンの画面上の「公開ボタン」をポチッと押して、自分たちが作ったPR動画を自分たちの手で投稿することに成功!晴れて、世界配信となりました。

講座の最後には講師の岩田さんから「動画を作ることの楽しさを知ると共に伝えることの難しさも知ったと思うが、新城の企業のPR動画を自分たちで考え、作り上げたことは誇ってよいこと。これを機に動画を作ることや物事を人に伝えることに興味を持ってもらい、もっと深く勉強してもらいたいと思う。そして、これからも新城のことを伝える動画を作ってどんどんYouTubeに投稿して、新城の魅力を世界に発信してもらえたら嬉しい」とメッセージ。

新城青年会議所の原田さんも「新城には優良企業がたくさんあることを忘れず、みなさんが就職する時の選択肢の一つとしてほしい。そして、こんな動画を自分たちで作ったんだよ、ということをぜひ口コミで多くの人に伝えてほしい」という言葉で講座を締めくくりました。

中学生の皆さんからは、「自分たちで台本を書いたり、インタビューしたり緊張したが、動画を作ることができて良かった。新城には良い企業がたくさんあることもわかった」との感想も。

今回の経験が中学生の皆さんの今後の糧となり、新城市はじめ三河山間地域の持続可能な地域づくりに参画する人材育成の一助になることを願います。