ヒト

2019.12.06

総合学科にしかない「産業社会と人間」

文理系と専門系、2つの「系」を持つ新城有教館高校。普通科進学校である新城東高校と、専門学科である新城高校のよき伝統や校風を継承し、新しいタイプの「総合学科」の学校として誕生した。

そんな新城有教館高校には、卒業後の進路について考える取り組みが数多くある。ここでは、総合学科ならではの教科「産業社会と人間」の魅力を多くの人に伝えていきたい。

人との関わりから学ぶ

「産業社会と人間」の最大の特徴、それは、教科書がなく、学校によって異なる独自のプログラムが用意されていること。新城有教館高校では、新聞作り、出前講座、インターンシップ報告会、大学や専門学校、企業の見学、社会人の講話など、多彩な活動が展開されている。

どれも、人との関わり合いを重視しており、高校生にとって何よりも大切な教科だといえるだろう。

特に、1年生240名が20の編集部に分かれて活動する「新聞作り」は、アポ取りから制作まで全て生徒の手で行う。

そのため、新聞作り1つとっても、物事の途中段階に携わる楽しさを知ることができる。また、各編集部での作業を通して、文理系や専門系、クラスの壁を超えた新たな繋がりができる。さらには、聴く力、書く力、伝える力、仲間と協働して課題を解決する力、前向きに取り組む力、やり抜く力などの、様々な力を養うこともできる。

本物に触れる機会を

実際に「産業社会と人間」を受けてきた同級生の感想を見てみると、授業で得たものはとても大きな財産になっていることがわかる。

「入学前からのやってみたい!が全て叶って良かった。」

「外部の人から色々な話をお聞きして、取り入れた情報を自分だけの知識に変えることができた。」

「新聞作りなどのグループ活動では、自分の得意なことを活かしながら参加することができた。」

このような素晴らしい授業の裏側には、先生方の熱い思いが込められている。

「他の総合学科の学校がやっていないことをやる。1番大切にしていることは、できる限り本物に触れさせること。新聞づくりの第1回目は中日新聞社から講師を招き、中間発表で現役の記者から講評をいただいた。社会人講話を通して、地元で働く人の声を直接聴くこと、実際に大学や専門学校、企業を見学することなど。「新城市は田舎だから、十分な学習ができない」「環境が整っていない」とは言わせない。新城市だからこそできる、有教館ならではのコンテンツを準備し、生徒たちにとって新鮮で、ワクワク感溢れるものを常に取り入れていきたい。」と学年主任の岩口先生は語る。

新城有教館高校が開校する前、先生方の心の中には不安な気持ちもあったようである。しかし、これまでの活動は、「やって良かった」「来年以降も続けていきたい」と思えるものばかりだという。それに加え、現在「もっくる新城」などとのコラボ企画も次年度の探究活動で計画中とのこと。今後は、さらに質の高い「産業社会と人間」を受けられることだろう。

自分の未来を考えて

新城有教館高校には、文理系の理数系列、文科系列、国際・教養系列、専門系の食農サイエンス系列、園芸デザイン系列、ビジネス創造系列、生活創造系列の7つの系列と豊富な選択科目がある。これだけでも十分進路希望に合わせて集中的に学習できる。しかし、新城有教館高校はそれだけではない。総合学科の特色を最大限に活かした「産業社会と人間」という教科がある。これにより、さらに自分の視野や可能性を広げることができる。だから、高校選びに迷っているそこのあなた!魅力ある新城有教館高校で、自分の適性や将来の進路について考え、自分磨きをしていこうではないか。